岐阜県は喫茶店文化が発達していて、たしか外食支出金額も喫茶店の数も日本一だったと思います。街のいたるところにcafe、喫茶店があり、もっとも親しんでいるメニューの1つが「コーヒー」です。普段どこでも楽しんでいるコーヒーですが、その味となると、「どこで飲んでも同じ」「喫茶店にコーヒーの味をあまり期待していない」という人が大半なのではないでしょうか。
今回Cafe500さんからはじめに教えていただいたことは、「コーヒー豆も野菜や果物と同じですよ。」というお話。
コーヒーといっても、お店で飲むコーヒーから缶コーヒーやインスタントコーヒーなど、コーヒーの商品群はバラエティに富んでいますよね。なので、普段はコーヒーって工業製品のように感じてしまっていたんですね。
ところが、今回の話であらためて「そうだ、コーヒーって農作物なんだ」って当たり前のことですが、そんな当たり前のことを思い起こさせてもらいました。

今回オーナーがお持ちくださったのは、3種類のコーヒー豆。それぞれ香りが違います。また、炒り方で味わいも変わる、ということで、浅炒り、深炒り、その差も思っていた以上に異なることもわかりました。
質の善い豆の選び方、豆の量、器材、、、などなど美味しいコーヒーを楽しむためには「茶道」や「書道」のように「コーヒーの手順」があるのですね。そして、プロは、そうした基本を大事にしながら、いかにおいしいコーヒーをお客様に提供するか、ということに心配りしているものです。
そして、美味しいコーヒーを淹れるために、豆の量を思いっきり入れて、苦味が出る前にさっと引く。
「もったいない」と、いつまでも落とし続けないのです。
「ケチるお店のコーヒーは薄いか、苦い」のです。なのに、そんな店ほど「欲が深い」。
繁盛するワケがありません。
普段何気なく飲んでいるコーヒーですが、その淹れ方には、実は大変奥が深いものがある、ということに気づかされました。
そんなプロの手順の一端を惜しげもなく公開してくれた、Cafe500さん、そして、遠くは福井県からも参加してくださった参加者の皆さん、本当にありがとうございました。
今回のピンチャン塾はゲスト講師の会でしたから、音声ファイルの配布はありません。
いよいよ11月。早くも今年はあと2ヶ月。年初に計画した2012年、どこまで到達できたでしょうか。そして、来る2013年をどう楽しむか、そんな計画もしながら、ピンチャン塾で進んでまいりましょう。
今月のラインアップです。
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