2012年3月13日火曜日

ディスカウント商法は不況脱出の活路か?

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元気ですかーっ!

デフレ不況と呼ばれて10年以上。値下げを繰り返すディスカウント商法こそ不況脱出の活路、とばかりに値下げが当たり前ですね。陶磁器業界も同様です。でも、そんな中「ギャルリももぐさ」さん http://www.momogusa.com は、マス市場に焦点を当てることなく、価格や値下げとは別の価値を提供して、多くのファンで賑わうギャラリーになっています。

ギャルリももぐささんは現在古道具坂田さんをお招きした展示販売を行なっています。そのキックオフとして先日10日に開催された坂田さん・安藤さんの懇親会に参加してまいりました。

会場の「カフェ温土」さんには、滋賀、金沢、三重、愛知など全国から集まった坂田さん、安藤さんのファンの方々でいっぱいでした。その中に、馴染みの顔が。

あれ?もしかして信濃屋の滝さん?

そうです。多治見で知らぬ人は居ない?もう1つの多治見の誇り。全国にその名を轟かせているうどんの名店が「信濃屋」さん。

滝さんは、三代目となる(予定?)息子さんを連れて、この懇親会に参加しておられたのです。

安藤さんも坂田さんも、そして、信濃屋の滝さんも、「職人」というより「ものを作る芸術家」です。粉から練ってうどんを創る滝さんと、土を練って器を創る安藤さん、そして、「ほら誰も気付かないけど、こんなに美しいものがまだあるんだよ」と見過ごしてしまうような中から「美」を発見する坂田さんの3人には共通点があります。

それは、「本質」を見出そうと仕事に全力投球で向き合い、常に探求し続けていることです。答えのみえない時代、先の見えない中で、ディスカウント商法に世間が流される中、自分の仕事に打ち込むことで「本質」に答えを出そうとしているのです。

効率優先となっているこの現代社会の中で、人として本当に大切にしなければならないことって何なのか?お金を集めることだけが大事なのか?安ければ良いのか?良いものを提供していれば良いのか?これまでの社会が見失いつつある価値観は、そのまま失ってしまって本当に良いのか?何を大切にしていけばいいんだろう?

そうした問いに対して、算数のように答えは1つだけではありません。

ディスカウント商法が提供する「価値」に満足される方もおられるでしょう。そうではなくて、お客さんが求める価値、そして、お客さんに「こんな世界があるんだよ」と魅せるのも「価値」です。

お客さんにどんな価値を提供するのか?どんな問題の解決を手助けするのか?どういったニーズを満たすのか?答えがみえない時代だからこそ、あなたが提案する価値が問われています。

あなたはどんな価値をお客さんに提供していますか?
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さて、前回のピンチャン塾は、「ジョブズ流プレゼン マスター講座第五回 」。今回は、体験をプレゼンに盛り込む、ということで大変盛り上がりました。

嬉しい声が届いていますので、一部ご紹介したいと思います。

○横山さん
「5段階の型にあてはめて組み立てていくことで、すんなり訴えたいことが伝わってきました。脱毛やハウスなども実物を見てみたい気になりましたね。
関谷さんは、風格があって安定感抜群という感じでしたね。
山田さん、お土産ありがとうございました。直島に行ってみたくなります!(^o^)」

○林さん
「ずっと参加したかった講座にやっと参加出来ました。5原則の考え方、とても判りやすく、最後のプレゼンでの皆さんの反応は忘れられません!ありがとうございました。」

その他ご参加の皆さんありがとうございました。

 それでは今週も役立つ情報をご紹介します。

○Business Model Generationで遊ぼう!

「ビジネスモデル・ジェネレーション」とは、ビジネスモデルの作り方を解説した究極のガイドブック。
著者のアレキサンダー・オスターワルダーが、470人、45ヵ国のビジネスモデルをデザインし、その凡例がたっぷり詰め込んであるので、ビジネスモデルをデザインする上で、必要な情報や流れ、戦略思考を身につけることができるんです。

しかも、1つの商品のビジネスモデルだけでなく、未来のビジネスをデザインすることができる【究極のツール】です。

この「ビジネスモデル・ジェネレーション」を使ったワークショップを、ピンチャン塾で、やっちゃいます!きっと、これまで気づかなかった自社ビジネスの利点、欠点、将来のビジネスチャンスに気づけることでしょう。

○老化を遅らせ長寿になる秘訣は空腹状態を保つこと(イスラエル研究)

○地熱発電を阻む環境省のレンジャー魂
自然再生可能エネルギーの隠れた本命として見直し機運が高まっていた地熱発電の育成が風前の灯になってきた。

○「感情」は時として「理性」よりも的確な結果を導き出す(米研究)

○起業して挫折を経て分かった、「好きを貫いて気分よく生きる」事の難しさ。
「タイガーウッズは、他の選手がプレイするときに、”成功しろ!”と願う」
そうです。理由は、「失敗しろ!」と思うと潜在意識の中でに失敗するというのが
植え付けられるので自分のプレイのときに失敗するそうです。
だから、「他の人の成功を願っていると、自分も成功するよ!」と言うことでした。

○第144回 『CoCo壱番屋 答えはすべてお客様の声にあり』 宗次 徳二著
繁盛してないお店の人間が繁盛店を見学に行って「なんだ、うちとやっていることと違わないではないか」という感想をもったとしたら、それは表面だけを見ているからで、本当の繁盛店は同じ遅れや注文ミスをしていても、お客様の受け取り方がまったく違っている。そのことに気づくかどうかが繁盛店になるかならないかの分かれ目なのである。 

○「愛されニート」という生き方
関わり合いから自由になりたい人は、カネがかかる。だけど、それは過大評価され過ぎている。自分の欲望を抑えて、人を助け、助けられる生き方にしたら楽になるしお金もかからず暮らすこともできる。そんな生き方を選んでもいいんじゃないかな?

○「ザ・マネーゲーム」から脱出する法

○自分のアタマで考えよう

○勝ち続ける経営

○ビジネスモデル・ジェネレーション

○コシノ洋裁店物語

それでは!今週もあなたがもっと善くなることを応援しています。

追伸

写真は、3月10日、カフェ温土にて開催された、坂田さん懇親会の模様です。仕事とは何か、について深い話が続きました。安藤雅信さん、滝さんありがとうございました。

Posted via email from dialogjapan's posterous

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