2011年8月10日水曜日

【ピンチャン塾】リーダーに必要なユーモア力を養うシンプルな方法



  ■なでしこジャパンの「マネジメント」手法に注目が集まっています。

 なでしこジャパン、ワールドカップ優勝、そして、国民栄誉賞おめでとうございます。 チームを率いた佐々木監督の指導方法に注目が集まっていますね。

ドイツ、アメリカなど強豪チームとの度重なる延長戦では、集中力を欠くようなことがあってもおかしくありませんでしたね。 そんな中、キャプテンの澤選手をはじめ、女性陣を奮起させ、やる気が途切れさせず栄冠をつかんだ「なでしこ指導法」を取り入れたい、という声が佐々木監督をはじめ、日本女子サッカー連盟の元に届いているそうです。

既に 多くの方がブログなどでおっしゃっていますが、私は、決勝でのPK戦前に、円陣を組んだ際に佐々木監督の笑顔が印象に残っています。 

土壇場のシーンでの笑顔、これまでの「体育会系」のメンタリティでは考えられないことではないでしょうか。 これまで、笑顔といえば、「不謹慎だ」「勝負の前に何事だ」「真剣勝負なのに何を考えておる!」といった批判があがったものです。

   


実際、「楽しんできます」と応えた選手が実力をフルに発揮できたケースは、どれだけあったのでしょう?印象に残っているのは、マラソンの高橋尚子選手くらいですか? リラックスすれば良いパフォーマンスが発揮できる、というほどカンタンなものではないのですね。 一流のアスリートでさえ、それほどまでに本番で実力を、いや、実力以上の力を発揮することは難しいのですね。 


ところが、今回のワールドカップでは、なでしこジャパンの皆さんは、軽々とプレッシャーや緊張を乗り越えてしまったようにみえます。 影の努力は相当のものであったことが推察されますが、そうした努力とか試練、涙、みたいなものよりも、淡々と、なにか、一種爽やかな風と共に軽やかに乗り越えてゆき、世界一の座をつかんだ、いや、自然に世界一へと到達したようにも思えます。

 いくつかの記事によれば、佐々木監督は、「自分も楽しむ」気持ちで、準決勝以降臨んでいたそうです。「楽しむ」メンタリティを持つことができれば、リラックスできて最高のパフォーマンスが発揮できるとおっしゃっています。 これまで、なかなか難しかった、「笑顔」で実力を発揮させる方法は、今後、職場でも教育の場でも大いに注目される手法だと思います。

 ■ユーモアの重要性 

手前味噌ですが、「ピンチはチャンスのビジネス塾」でも、これからのビジネスパーソンに必要な感性として、「遊び心」を重視しています。



 日本社会の素晴らしさの1つに「真面目」なことがあります。、トヨタ「カンバン方式」に代表される時間通りに何事も行なう、ムダを省く、効率性の追求など日本社会の良い点に「真面目さ」があります。 

しかし、真面目さを追求しすぎる余りに、社会に余裕が無くなり、悲しい事件や事故も起こっています。わずか数分の列車の運行遅れが我慢できなくなったり、また、その時間遅れを気にしすぎたことで、列車事故が起こったり、うつ病で悩む方々が増えたり、と、必ずしもプラス面ばかりではないことが明らかになってきました。

 アメリカでもっとも成功している航空会社の1つにサウスウエスト航空があります。この会社のミッションステートメントにはこうあるそうです。 「何事も楽しんでやらなければ、まず成功しない」。 "People rarely succeed at anything unless they are having fun doing it." 


また、ウォール・ストリート・ジャーナル紙によると、ヨーロッパでは、ノキアやダイムラーといった大企業が、レゴのブロックを使って経営幹部の問題解決能力を高める講座「真剣な遊び」のコンサルタントを招いて居るといいます。 我々はこれまで以上に複雑で高度な問題解決方法を瞬時に提供しなければならない社会に住んでいます。

そうなると、「勤勉さ」だけでは足りません。 悲しいことですが、今や真面目一辺倒が通用しないのです。「遊び」の要素がこれまで以上に重要になりつつあるのです。 

■ピンチャン塾「リーダーに必要なユーモア力アップ方法」講座 

 こうした社会の変化を踏まえて ピンチはチャンスのビジネス塾では「ユーモア力アップ法」の講座を開催しました。 最も有能な経営者たちは、ごく普通のマネージャーに比べて、2倍もユーモアを使っているそうです。ユーモアには、対立心を和らげ、批難をそらせ、緊張を和らげ、モラルを向上し、伝えにくいメッセージを伝えるのに役立つからです。 

そして、それは大事なPK前に、無理やりではなく、こころから楽しむ笑顔で選手たちを送り出した佐々木監督のマネジメント手法につながるものだからです。 参加された皆さんの声をごく一部ですが、ご紹介します。





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