2011年4月28日木曜日

高山アースディ!

高山のゆるキャラ、くーちゃん。

高山でおにぎり会を楽しんだあと、「高山ツイッターの聖地」o(^▽^)oこと、牛まん喜八郎さんに行きました。震災後来客数が落ち込んだということですが、吉川店長さんの人徳なのでしょう。大勢のお客さんで賑わってました。さすがですね。

ツイッターやりゃお客が来る、フェイスブックやりゃお客が来る、オフ会すりゃいい、っていうワケじゃなくて「人を大事にする」、「人が大好き」「LOVEお客さん」っていう元々吉川さんが持っている「魅力」に引き寄せられているんじゃないかな。
新作の黒胡麻まん、これおいしいっす!

で、その吉川さんが小さな声で「いい処がありますよ」って囁くじゃないですか。むむむ、美女に弱い私のこと。「後藤さんをご案内したいんですぅ~」と潤んだ瞳で美女から頼まれれば断るのは野暮ってことで、ムフフな旅行になる!と大興奮!なんといっても吉川さんは主婦ですからね~奥様ですよ、主婦っていうと、ええ!ふ、禁断の・・・まあ、これも運命か、と連れていかれたのは・・・


じゃじゃーん。飛騨・世界生活文化センター。

大きな地図で見る

ここで高山初のアースディ、というイベントがやっているということでご案内いただきました。4月24日アースデイというのはなんでも地球温暖化を啓発する記念日だったようで、世界中で温暖化について考えるシンポジウムやコンサートが開催されていたみたいです。

なんだよ、真面目じゃん、ロマンスは?と思う間もなく、吉川さん、地元でがんばっている皆さんを次々にご紹介してくださいました。特に、多いのが女性、お子さん連れ、女性と萌える女性が高山多いっす。しかも、みんな高山を活性化しよう、従来の観光じゃないスタイルで活性化しないと将来がない、なんて熱く語っているわけです。

高山は、年間150万人が訪れる県内有数の観光都市ですよ。多治見とは桁違いにお客様がみえる都市です。端から見れば「もう観光客充分じゃないの?お腹一杯でしょ」と思うのですが、まだまだ足りない。元気がない。震災があって急に減っちゃった、マズい、なんとかしなきゃって熱いわけですよ。

確かに、震災後どの観光地も来客が落ち込みました。焦る気持ちも判らんでもないけれど、冷静に冷静に。あんな震災があった後です。寄付もした、物資も送った、震災にあった親類、知人、会社を心配する・・・とてもお気ラクに観光に出かけようって気になれない、っていうのが3月から今月にかけての心境だったと思うのですよ。

桜の便りや入学式やら参観日が終わって、ちょっとホッとして、ようやく新学期、新年度のスタートが切れたかな、っていう4月の給料日を過ぎてからですよ。観光しよう、とか、ちょっと好い料理や温泉を楽しもうっていう心境になるのは。

まあまあ、落ち着いてねってことで、改めて「アースディ」はフリーマーケット的なスタイルで運営されていました。出展者を眺めると、エコ、スピリチャル、まったり的な方々が多いことが判りました。

これって面白い。多治見の場合、どっちかというと、物販中心になるんでしょう。陶器の町だもんね。これに対して、高山ではヨガ、マッサージ、フェイシャル、ヒーリング、デコレーション、イラストを取り込む、カラマツストーブ、ペレットストーブなど等サービス系の出展が多かったですね。森ガールって言葉がありますが、ほんと町全体が「森ボーイ」「森ガール」というか、うまく表現できないけれど、ほよよよよーん、としていて、あったかい。

元々高山出身という方も、他所から移ってきたという方も、高山を愛していて、高山のために何かしたい、役立ちたいっていう気持ちが押し付けがましくなく、ほよよおおおおおんと伝わる善いイベントでした。なんとゆるキャラも自分たちで作っちゃってましたからね。押し付けがましくないけど、高山を思う気持ちは熱いぞ!っていうのが伝わってきました。

案内してくれた吉川さん、ありがとうございました!

追伸 

吉川さんと駐車場に歩いて行ったときのこと。彼女、いきなり眼光鋭く駐車場に停まっている車のナンバーをチェック。「三河から来てくださったんだありがたい」「富山から来てくださったありがたい」「尾張から来てくださったありがたい」「長野からはるばるありがたい」「大阪からありがたい」「ありがたいありがたいありがたい」そう声を掛けながら駐車場中をぐるぐると廻って見ていました。

こういうことを自然に出来る人は多治見にはほとんど居ないのではないでしょうか。吉川さんは、この「来場車チェック」を実に自然にやっていました。彼女のような普通の女性(だと思う(笑))ですら、無意識的に来客のことを気にしているのを見て、「これは敵わない」と思いました。

高山の観光にかける意気込み、おもてなししたい、という高山市民に埋め込まれるDNAというのでしょうか、そういう気持ちを持っている方々がいないと「観光都市」なんておこがましくて出来ません。

他所の町からお客さんを招こう、と思ったら、ただ単純に、名物見せりゃ善い、名所案内すりゃ善い、旨いもん食わせりゃ善いなんて思いあがりです。彼女が見せてくれたような観光にかける思いやおもてなしの心がなければ、リピーターなんて在り得ないですね。本当に勉強になりました。だいすき高山!
桜が満開でしたよ!

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