いつもありがとうございます。NPO多治見NOWでも被災地への乳幼児向け物資運搬支援、募金支援活動を行なってまいりました。これまで多数の皆様方のご協力ご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
このたびの大震災は、未曾有の被害を引き起こしており、被災された方が元の場所に住むことは非常に困難な箇所もあるようです。
そこで、岐阜県東濃地方の空き家、遊休地、倉庫を登録し、被災者の一時的な移住や企業移転を促し、被災者支援のための“新しい公共事業”を立ち上げ、就労支援、職業訓練の実施、あるいは、協力支援など、被災者の自律・自立・自活を支援する、「がんばれ、日本!東濃「絆」プロジェクト(仮称)」を立ち上げたいと思います。
支援といったって、本当にきちんとできるのか、情熱だけで続くのか、思いつきだけだろう等ご批判もあろうかと思います。しかし、現地の状況が明らかになる中で、NPOとして何ができるか、何か責任ある行動をとりながら、地域の活性化にもつながる支援活動を実施したいと思ってまいりました。
具体的には、
1、協議会の発足
東濃地方にて震災被災者支援の活動を進めている自治体、NPO、企業での協議会を設立し、情報を一元化し、発信し、被災者受け入れができる体制を整えます。
2、協力住居情報の提供
行政や地域の不動産企業、賃貸主の方々と協力し、空き部屋情報、空き家情報、空き倉庫情報、空き事務所情報を登録公開します。無償賃貸期間を最長2年程度に区切り、被災者の方々、被災企業の方々に貸し出したいと思います。また、閉鎖が決定した土岐自然の家の活用を被災者支援目的と期間を区切って活用できないか、行政の方と相談します。(本件については、某県会議員に相談を始めましたが、なかなか困難なようです。代わりに県として土岐市の県営住宅の提供を考えておられるそうです。受け入れてもらえると善いですね。)
3、固定資産税免除減額申請
地域の賃貸主の方々の善意を反映できるように、地域行政に働きかけて、被災者の方々、被災企業の方々に貸し出した期間の固定資産税免除減額申請に活動したいと思います。
4、新しい公共事業
被災者の方々の自立自活を確立するために、行政、地元地域企業、NPOが協働して、新しい公共事業を立ち上げを検討します。被災地と地元地域との交流、絆を育み、復興後にもつながる事業を配慮します。
5、生活支援
家や部屋だけあっても暮らせません。家電や布団など生活必需品の提供、そして、被災地の方々がスムーズに地域に受け入れられるような生活情報の提供、交流の機会、専門家の巡回等の生活支援、配慮を行います。
こうした活動を称して、「がんばれ、日本!東濃「絆」プロジェクト」として進めて参りたいと考えています。まだまだアイディアベースですが、実現に向けて本件について、皆様のご意見、アイディアを頂けませんか?
被災地の方々と東濃の方々にとって本当に役立つプロジェクトにしてまいりたいと思います。
また、
●生活物資や生活用品を揃える為のご協力資金を提供してくださる方
●空き家、遊休地を提供してくださる方
●ボランティアをしてくださる方
●メンタル面でのケアや医療関連の専門家の方
東濃、多治見の心ある皆さんと一緒にいろいろと考えながら、そして、実際に動きながら進めてゆければと思っています。被災地と東濃を結ぶ絆で、一緒に「がんばろう、日本!」を、この東濃からも発信していけたら、と思います。
皆さまのご意見、ご要望、こんなことができるよ、といったご協力など本ブログのコメント欄にお書き添えいただくか、ご意見、ご感想はtwitterかfacebookでもお知らせ下さると嬉しいです。 Tweet 「いいね」をポチっとよろしく! ↓ ピンチはチャンスのビジネス塾今後の講座予定はこちらです。 ピンチャン塾 2011年4月度講座
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