落ち着いた雰囲気の格子戸を開け、初訪問。すると、偶然にも店番をされていたのはマスター廣瀬さん。廣瀬さんの案内で春窯さんをご案内いただきました。玄関を通り抜け、右手の和室からすでに「春窯」空間です。若手作家たちの作品が「和」の空間でお待ちかね。どの作品もとても愛らしい。
和室の奥の戸を開くと・・・・
そこには喫茶室が。
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喫茶室とはいいながらも、これもまた「和」の空間です。それぞれ個性的な作品での“おもてなし”なのです。統一感がないように思われつつ、全体の「調和」がある。異質なものを調和させながら、楽しんでもらおう、という廣瀬さんのお人柄です。それが嬉しいですね。
ジャズが流れる気持ちの良い空間です。あっ、廣瀬さんがお茶を入れて下さいました。ありがとうございます。暑い時間帯に来訪したことを気遣ってくださったのでしょう。お出しいただいた甘納豆がまた嬉しい。
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せっかくなので、お勧めの銘茶とお茶請けを頂きました。今日は、ひまわりのお茶とカステラとのこと。楽しみです。
廣瀬さん自ら入れていただいたお茶は、まるで紅茶のような香りの日本茶です。なんでも静岡のお知り合いの方から譲って頂いているとか。とてもさわやかな口当たりです。
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そしてこのカステラです。
いわゆる甘い!という風味ではありません。しかし、味は濃厚でずっしりと。このカステラも廣瀬さんが来訪されるお客様のことを考えてのチョイスなのかと思うと、そのこころくばりが嬉しいです。
9月だというのに37度以上の多治見ですが、お茶を味わう。ふと視線を向けると、そこには秋のしつらえです。季節感にこころが動きますね。
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おいしいお茶とお菓子を頂いたところで再び作品を楽しみます。奥にあるギフト風の作品を楽しんだ後、廣瀬さんからぜひ、と薦められるままに二階の展示室へ。すると・・・
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先日、イケヤンを主宰し、ノッテいる若手陶芸家青木良太さんの作品です。一見、金属風で陶器にみえない、しかし、温かみのある作品です。エッジの利いた登山ナイフのようで鋭いけれど、反面ナイーブさが味わい深いと感じました。
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作品を楽しみ、廣瀬さんにお礼のご挨拶をしているときのこと。
30代くらいのカップルが来店されました。聞くと、東京からわざわざ春窯さんへいらしたとのことで、暑い多治見にようこそ!楽しんで欲しい、そして、こうした方々がより多くこの多治見へ足を運んでくれると嬉しいなあと思いながら、春窯さんを後にしました。
外は、真昼の多治見です。気温は37度以上あったのではないでしょうか。春窯さんで一足先に感じた秋を心に留めて、暑い多治見の街に向いました。ゆったりと暑さを忘れるひと時、廣瀬さん、ありがとうございました。
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