私も知りませんでした。
つい先日のこと、うどん屋「そったくどうじ」さんへ行こうと音羽町へ出かけたときのこと。「暑い多治見だから暑い料理を!」と探していたとき、ピンとひらめいたのは先日の@beansyossy さんと楽しんだ裏メニュー「刺しうどん」。
よし!チャレンジしてみようと、車を停めて、入ろうかなあ、と、足を進めたその瞬間・・・・インドカリーの甘い香りが・・・みると、同じテナントにインド料理店があるじゃないですか。
厨房におられるのは、もちろん、インド?の方。外人さんですよ。いくら外人慣れしているとはいえ、ここ多治見でインド風の方だとねえ、二の足踏むじゃないですか。
だって、私の知っているインド人と言えば、この人!
ご存知タイガー・ジェット・シンさんです。
小学生の頃、熱中してみていたアントニオ猪木さんとのプロレスで、サーベルを振り回し、新宿伊勢丹前で大暴れし、腕折りマッチ、流血戦など、暴れん坊で、何をするかわからない、手がつけられない狂人、というイメージです。
後日(大人になって)知ったことですが、ジェット・シンさん、素顔は大変な紳士で、スポンサーさんやビジネスの席では(ま、当たり前ですが)大変好感の持てる方だとか。実際、現在、お住まいのカナダでは事業家としても大成功しておられるそうです。
とはいえ、多治見でインド人が経営しているカレー店、味はいいんだろうが、食べている途中に、タイガーさんのようにサーベル振り回して、暴れるんじゃないか?上田馬之介のようなマネージャーが一緒になってテーブルひっくり返すんじゃないか、インド料理といいながらも、本当はプロレス店なのでは(わけねーよ!)?等など、入店を逡巡しておりました。
時刻は丁度、午後7時20分を廻ったところ。戦いのワンダーランドの火蓋がきられようとしております、ここ多治見市音羽町であります(ここから古館風にお読み下さい)。
インドカリーの甘い香りに誘われるのか、それとも、「そったくどうじ」さんの「刺しうどん」へ進むのか・・・おおっとぉお~(古館風ですよ)、
ついに、カレーの誘惑に負けて、インド人との戦いを選んだぞ~。
「イラッサーイ」
先ほどから行ったり来たりを繰り返していた様子を笑ってみていた店員さんが明るく迎えてくれました。店内を今一度見渡しますと、当然ながら、タイガー・ジェット・シンは居ません。(だから、普通のカレー屋さんですってば。)
夜のメニューをみると、800円から2,000円くらいのメニューが並んでいます。東京あたりのインドカリー店では、3倍ほどの料金になっていて、高級感&ぼったくり感もあったわけですが、さすが多治見。良心的な設定のようです。
ね、普通です。ちょっと安心ですね。
今回選んだのは、ちょっと見えづらいですが、真ん中のBセット。ABCと並んでいると、ついつい真ん中を選んでしまうのは、悲しい日本人の習性です(笑)。内容はというと、ナン(ライスも選べる)、カレー(チキン、ポーク、ベジタブルから選べる)、サラダ、タンドリー・チキン、ソフトドリンク、マンゴメルパ(マンゴのフレーバーがバニラアイスにかけてあるもの)という6品が揃って1550円のセットです。
さあ、料理がテーブルにやってきました。果たしてその味は?
大満足です。これは美味しいですね。ランチタイムは、680円のメニューから、本格カリー料理を楽しむことができます。特に美味しいのが、釜で焼き上げたもちもちのナンです。ランチタイムはナン or ライスが食べ放題というキャンペーンを実施しているとのこと.食べ放題コースが2500円、食べ放題&飲み放題コースが3500円とお徳なパーティコースも準備しているというので、今度のオフ会は、インド料理か?!
インド料理「チャンダニ」
多治見市音羽町4-32-1 電話&FAX 0572-24-1155
営業時間 ランチ 11:00-14:00, ディナー 17:30-22:00
追伸 まったく知らなかったのですが、春日井のお店が多治見にも登場、ということらしいっす。

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