
恵那の「おばあちゃんの道の駅」を過ぎた山道を進んだ山奥に「こんな店やってんの?」
そこには、古びたのれんの小さなお店がありました。
うわさの釜めし屋さん、ということで、連れてこられたのです。
頼んだのは、「えび釜飯」と「かき釜飯」

値段はいずれも950円。
まあ、恵那の山奥の店のこと。はっきり言って期待していません。ところが・・・

峠の釜飯、○○の釜飯・・・田舎でも都会でも数多くの釜飯屋さんを体験してきましたが、このお店ほどの味に出会ったことはありませんでした。価格もリーズナブル、というか、安いです。ファミレス並の価格にもかかわらず、選ばれた具材と女将さんが丁寧に作った特製のだし汁で炊き上げられた釜めしには、具材の味がしっかりと染み込んだ絶品の味なのです。鉄釜なので、おこげも香ばしく「これが釜めしだよな」満足感たっぷり味わえます。多すぎず、少なすぎず、量も適量なので、女性でも安心。この釜めし屋さんで食事した後、きっとあなたは「なぜ今までこのお店を知らなかったのか:と自分の人生がまったく新しい世界に入ったことに気づくでしょう。私は一足先に、この店の味を知った豊かで新しい人生をスタートさせました。この釜めし屋さんの味を体験していない人生がいかに無味乾燥した味気ないものなのかと思うと・・・もう戻ることはできません。

帰りに映したこのお店は、なにか気品溢れる素敵な釜めし屋さんのように後光が差しているではありませんか!はっきりいって、このお店の釜飯は、「宇宙一美味しい」です。女将さんが健在のうちに、全人類は一度食べに行くべし!特に、地球のご飯に飽きたあなた!恵那までどうぞ。
場所は↓
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